何処に飛び込むべきか/スナックどくろー開催奮闘記
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ー5日目ー
今日は昔勤めていた飲食店の時の先輩が新しくお店をオープンさせるので掃除のお手伝いに
もう10年以上の付き合いになる人
キツイ時に話を聞いてくれたり仕事が出来てない時にケツを叩いてくれた人
自分自身が「バツが悪い」そう感じるような過去のやってきたことを満面の笑みでイジって暗いと言われる出来事を明るくしてくれるユーモア溢れる人
強い物言いとは裏腹に圧倒的他者目線で考え行動し思いやり溢れる人
たまに短気を起こしたり起こさなかったり
そして飲み好きでおしゃべり好き
そんな人
掃除をしながら色んな話をする
その途中スナックイベントの話になり
「場代で2000円とって持ち寄り協賛とか舐めとるやろ」
そう言われ気持ちが萎縮する
そんな気持ちを笑って誤魔化しながら
「そうですよね」と答える
「それでも、それでもまずはこの一回をやることが大切。始めの一歩を」
頭の中で自分に言い聞かせる
最近毎日言っている
「まず一歩」
「小さくてもいい」
「人に言えない、呆れるくらい小さくてもいいから一歩を」
「まず一歩」
そんな風に考えながら掃除も一区切りついてきたころ先輩がオープンさせるお店の話を聞かせてくれた
ちなみにこのお店は居抜き物件
バーと居酒屋がくっついていて入り口は別々だが店舗内で行き来ができるようになっている
そして話は端的にいうと「働いてみるか?」ということ
自分が重く受け止めたりしないよう軽いニュアンスで話してくれた
実は以前にFacebookで「スナックどくろーやります!何も決まってませんが」と投稿したあとに連絡をくれていた
「場所が決まってないならウチでやったらいいやん。お金もいらんけ、その代わり店の掃除を手伝って。そしたらお互いWIN-WINやん」
願ってもない提案だった
実際今の自分はお金が厳しい
けどイベントはしたい
先輩は人手がほしい
早くお店をキレイにしたい
だけど既に場所を決めていたことと、先輩のお店は主要駅から車で10分ほどの離れたところにあるというのが少しネックだった
「来てもらう人たちは駅チカの方が良いだろうな」
そんな思考を察してか先輩も
「まぁ場所がね」と
「でも掃除は手伝いに行きます」
そう言って今に至る
そして「働いてみるか?」という話の内容は今の自分にとても有難かった
提案してくれたのは2つ
1つ目は、バー店舗を使ってない時間帯の間貸し、例えば夜23時以降から朝方まで
2つ目は、先輩のお店で一緒に働くこと
今の暫定的内容は魚中心の定食屋とお酒も出すカレー屋、共に11時から23時まで営業
正直選択肢をもらえたことに有難さを感じながらも戸惑いの方が大きかった
「どうしよう?」
また悩みだす
やりたいこと、やるべきこと、できること
生活、お金、やりがい
それから縁
「6月に「スナック」と言い出してから今に至るまでにお店の話を提案してくれる人がこんなにも!」
そう思い更に色んなことが頭を駆け巡る
そんな時、掃除を手伝いに別の人が新たに来て話は一旦終了
「考えよう!」
そう思った
そうしてその後は先輩達と飲みながら喋ってワチャワチャしてた
その中で2人で話すタイミングがあったが「やっぱりこの人は人のことを真剣に考える人なんだな」と改めて感じた
そんな風に噛み締めたり盛り上がったりして朝方に帰宅
夕方には博多に行く予定があったので手早く身支度を整える
そんな時にたくさんの人たちからのメッセージがどんどん届いてくる
嬉しくなって胸が熱くなって更に「頑張ろう!」って思える
決断、覚悟
そういったものが少しずつ育ってきているような感じがする
気のせいか?
正直よく分からない
だけど1つの答えを出すのはそんなに遠くないかもしれない