覚悟が育っていく/スナックどくろー開催奮闘記
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ー6日目ー
今日は博多へ向かう
理由は面接
自分は10/20にイベントをする
そのことを1つの目標に動いている
そして行動しだしてからずっと思っていること
「自分はスナックをこれからやるのか?」
それと同時に思う
「だけど直近の生活のためのお金も必要」
「貯金も何も無いなら、まずは二足のわらじを履くところから?」
そんな風に考えながらイベントの開催準備を進めつつ時間の融通をきかせてもらえそうな企業を受けている最中だ
電車に揺られること1時間半
博多についたのは夕方の17時
面接会場に入る前にコンビニのトイレで身なりを整え面接に挑んだ
結果は一週間後とのこと
会場を後にしてスマホを見ると時間は18時
「せっかく博多に来たんだから、こっちの知り合いに挨拶とスナックイベントのことを話しに行ってみよう」
そう思いFacebookを開き博多の知り合いの人の投稿やイベントをチェックする
タイミングが合いそうな人は中々見つからない
どうしたものかと途方にくれていた時にある投稿が目についた
【フクコン】
これは「福岡の街をより良く、面白くしよう」という有志が集まって、それぞれが「ジブンゴト化」しグループディスカッションを行い実際にその日をキッカケにプロジェクト化するイベント
参加予定の人たちをチェックしてみると知っている人が何人かいる
「知り合いに会えるだろうし、自分の意見を話す練習にもなる!」
そう思い駆け足で天神の会場へ向かう
時間ギリギリに到着
「知っている人は来ているだろうか?
覚えてくれてるだろうか?
ちゃんと話せるだろうか?」
そんな不安をよそに3ヶ月ぶりに再会できた沢山の人たちは気さくに、そして優しく出迎え受け入れてくれた
そうして和やかな気持ちになっていく中イベントが始まる
プレゼンターの人たちも参加者の人たちも活き活きしてる人たちが多くいるように感じた
「やっぱり自分も、そう在りたい」と思う
終始活発な状態のままイベントは終了
その後は自由参加で懇親会
「懇親会でスナックの話をしよう!」
心の中で静かに繰り返す
だがいざ始まってみると「自分の話」をどう切り出していいかに戸惑い上手く話せないことが続いた
そんな中、不意に隣に座ってくれた人がいた
この人は自分が6月ごろに福岡のスナック視察に行っていた時に知り合った人で当時コミュニケーション能力をめちゃめちゃ褒めまくってくれていた人
久しぶりの再会と会話に若干の緊張をまじえながらも頬がゆるむ
この人は話し上手で盛り上げ上手
場をひとしきり盛り上げた後にスナックの話を聴いてくれた
色んな人がいたので少ししか話せなかったが有難かった
そのおかげでいい具合に緊張もとけ、少しずつだが「スナック」の話をすることができた
不思議なもので
「一回諦めた。だけどケツを叩いてもらって、まずは一回イベントでやってみることにした」という話をすればするほど「やろう!」って気持ちが強くなっていった
その前提には再会した全ての人たちが肯定してくれたからだと思う
改めて有り難いと感じた
そうして懇親会が終わったのが23時半ごろ
気づけば終電を逃していた
その時に後ろから「ちょっとだけ飲みにいこうか」
そう声をかけてくれたのは懇親会の時に不意に隣に座って話を聞いてくれた人だった
そのまま飲みに連れて行ってくれて、なんと朝の4時まで話をしてくれて聞いてくれた
「お前のポテンシャルはスゴい」
「人たらしや」
「絶対出来るよ」
「北九州行ったら絶対行くもん」
1つ1つの言葉が嬉しすぎる
「スナックをやる」という気持ちが更に更に強まった
なんだろう
覚悟が育っていってるような
そんな感覚を感じた一日になった
ー開催まで残り10日ー